割引発行の公社債

 

公社債というのは国や地方公共団体または事業会社などの企業が、数多くの一般の投資家から資金を調達するために発行する有価証券のことで、銘柄ごとに100円あたりの単価で評価することになっています。割引発行の場合においては券面額を下回る価額で発行されている債券のことで、券の面額と発行価額との差額が利子に相当するものになっています。個人向けの国債の場合においては課税の時期または相続の場合における被相続人の死亡した日、贈与の場合においては財産を取得した日に関しては、中途換金した場合には取引をしている金融機関からの支払いを受けることができる価額によって評価されます。

 

利付債の場合には発行されるときに決められた金利が満期まで変動することなく支払われるものが一般的になっていますが、割引発行された割引債においてはあらかじめ額面から利子相当額を差し引いた価格で発行されていて、満期のときに額面金額で償還されます。取り扱いをする金融機関としては公共債においては証券会社や銀行、信用金庫、信用組合で、国債においてのみ郵便局が取り扱いをしています。社債や外債などの一般の企業などが発行する債権に関しては主に証券会社が取り扱うことになっています。